火曜日。
新しいボランティア、KさんとAさんと同居を初めて一週間が経った。良く言えば新鮮、悪く言えば落ち着かない感じ。それまでとは当然勝手が違う。
彼らは住環境の改善にとても積極的だ。自分がどこまでできるのか試したいとKさんは言っていた。州政府の持ち物である我が家の改善に最適な職場、州政府に派遣されていることもあって、住居の改善を要求した。かつて、そのような要求をしてきたが州政府は動かなかったと聞いていた。無いなら無いなりの生活を送ってきた。何もせずその生活を受け入れてきた。しかし、彼らは違った。自ら積極的に動いた。その甲斐あって、州政府の家の修繕を担当する人が我が家までやってきて、視察した。その結果、傷んだ屋根や床などの修繕にとどまらず、壊れた洗濯機の代わりに新しいものを置くことや、エアコンを付けることなど・・様々なことを約束したらしい。
昨日、月曜日。KさんはD社のツナ缶を食べた。私がかつて三度食べ、三度ボイルに罹ったことも伝えたが。その結果、今日彼の足にボイルの赤ちゃん、小さなニキビのようなものが足に出来ていた。私は調理せず食べていたが、彼は加熱して食べた。それでもダメだった。
今日、火曜日。カレーを作ったが、初めて中にバナナ、それも日本で食べるような甘いバナナを沢山入れてみた。処理する為に。バナナが大量に庭になって、お隣さんと分けて、さらに日本人3人で分けてもまだ余るほど。カレーは美味しかった。KさんもAさんもまだ慣れないのもあって帰宅後ぐったりして、料理する元気がないようだ。一度はカレーを作ると言ったら、ぜひ食べたいということで振る舞った。とても喜んでもらった。次カレーを作るときもぜひと。
でも・・かつてはほぼ毎日カレーを食べていた自分。料理をするのは自分も元気があるとき、帰ってすぐ、シャワーを浴びたいのをぐっとこらえてちゃちゃっと適当に作る。勢い、その場の心持ちで決めて作っている・・。大掛かりなことをするほど自分も、準備しているわけでない・・傍から見ると多分すごく簡単に、要領良くやっているように見えるのだと思う。かつて同居していたSさんから見たら相当要領悪そうに見えただろうが・・。何故か、そういうときに料理の頻度が増える。変な自信でも付けてしまったのかもしれない。