4.4.10

04/04/10 お便り

日曜日。

週末に郵便局に行った。自分の私書箱を確認しに。

こちらの郵便物は各家に配達されない。郵便局にお金を払い、自分の箱(私書箱)を買って、それに郵便が無いか確認しなければならない。基本的に何も入っていないのだが、その日はなんと3通も入っていた。

ソロモン諸島(PNGの隣の国)で活動しているボランティアから。

ベナン(アフリカ)で活動しているボランティアから。

日本で必死に生きている友人から。

私書箱を空けるとき、たまたまそこにいた警備の人たちが、話しかけてくれたので、受け取った郵便を見せた。「これはアフリカ、これはソロモン、これはジャパン」と。「いいね~、すごい。」彼らは外国から郵便を受け取ったことなんてないだろう。日本だって同じだ。

場所が違えば考えることも異なる、いや、人が違えば考えることも異なる。それぞれの関心事は全く異なっていた。新しい視点を与えてくれる。この2年間という任期も確実に短くなってきている。自分の国のジェンダーはどんな状況なのか、任国外に出て学びたいことがあるのか、PNGでも日本でも必死に生きていられるということ。

アフリカからたった20日で届いていることに驚いた。日本に送っても同じくらいの日数がかかる。南米や中央アジアには数か月かかったりしたのに。どれくらいかかって届くか、もしくは届くか・・結構不安定なのかもしれない。すぐ届くこともあるし、何か月もかかることもある。届かないこともあるかもしれない。

一時期、電気(電圧)が不安定だった。勝手に扇風機が強くなったり、弱くなったり、蛍光灯がついたり消えたりした。日本では考えられないことは起こる。様々なことが「不安定」・・何かが突然やってくるというのが、ある意味規則なのかもしれない。

話しは変わるが、前回(22/03/10)に書いた「カスカス」は「クスクス(Cuscus)」であることが分かった。ソロモンからの切手に同じその動物の絵と名前が載っていて、英語の綴りが判明したのだ。ピジン語の綴りしか探ることが出来なかったからとてもありがたかった。自分の辞書に載っていた。なんとそれは有袋類だということも判明した。

0 件のコメント:

コメントを投稿