24.1.10

24/01/10 帰任

日曜日。帰ってきた。落ち着く。

首都から帰ってきたのは金曜日。留守の間、Sさんの友人であるLに家のことを頼んでいた。変わらない我が家があった。初めはそう思えた。

しかし、バケツが一つないことにSさんは気付いた。Lは今朝使ってここに置いたというが、そこに無い。あらま・・と思っていると。Sさんはさらに靴が無い、シャツが無いなど、おかしいことに気付き始めた。私もよくよく探してみるとバスタオル2枚が紛失していることに気が付いた。この日、空き巣に入られたようだ。

カバン×2、靴、バスタオル×2、シーツ、シャツ、バケツ

さらに床下のバイクも荒らされた。かつて2回工具が盗まれている。

また犯罪被害だ。警察に報告しなければ。警察は来てくれない。自ら出向いた。現場を彼らは決して見ない。

犯行はLが家を出た10時から帰ってきた夕方4時の間である。我が家はフェンスに囲まれている。上にはトゲが付いている。このフェンスの入り口は2か所。我が家の前と現地人の隣人の家の前。隣人のほうの入口はいつも開いている。つまり私たちボランティアが施錠してもフェンスの中に入れるのだ。その次の防衛線は我が家の玄関。我が家は高床式。階段を上ると鍵のついたドアがあるが、このドア金属の格子なので、格子の隙間に手を入れれば内側からドアノブを回せてしまうのだ。普通の人にはこの格子の隙間に手は入らないが、子どもには可能。実際過去に近所の少年に入られたことがある。そういうわけで玄関に入られた。その結果そのスペースにあるものを持っていかれたというわけだ。幸運にも各寝室やキッチンなどは鍵をしていたため侵入されなかった。

報告後、家の周りを歩いてみると、フェンスの外に盗まれたもの全てが藪の中で、わざわざビニル袋に入った状態で見つかった。暗くなってから取りにくるつもりだったのだろうか。

「ダミー置いたら取りに来ますかね?」

そう言うとSさんはすごくやる気になって罠を作ろうと言い出した。靴などを入れたビニル袋を置き、それにブザーを仕掛けた。鳴ったら素早く作戦開始。SさんとLは戦うというが、私は弱いのでライトを焚いて写真を取る。

結局来なかった。

土日はゆっくり過ごした。庭の中の木々を隣人Pと切りまくった。外からよく見えるようにと。腕が痛い。夜は帰国が近いSさんの活動、村落開発普及のこと、それに用いる手法について話を聞いた。これは、学校でも使えないだろうか・・学んでみようと思う。「人間の安全保障」に関する本を読んでいる。紹介したいLou日記もまだ溜まっている。明らかに飽和状態だが、ギターを弾くことも忘れない。

明日から学校。長いクリスマスホリデーは終わってしまった。生徒はその1週間後からやってくる。この1年、モチベーションを維持するのに苦労しそうだが、人生にまたとない機会、やるだけやってみようと思う。きっと世界中の仲間たちも色々感じ、考え、活動しているんだろう。自分だけ停まっている訳にはいかない。

日本に帰って胸張って、「やるだけやった」と言いたい。

2 件のコメント:

  1. Dear Sho Tamura

    元気?
    いろいろあって、大変そうだね。

    最近は、就職活動と研究で、毎日忙しい日々を送っています。
    就職活動をしていると、自分の人生について、すごく悩まされているよ。
    一生かけて、自分は何をしたいんだろうって。。。


    いつも、タムーだったら、どう考えるんだろうなって思うよ。
    何を考えてるんだろ?とかね。

    でも、タムーの行動力には、頭が上がらないね。
    やっぱり、最後は行動に移して、悩みながら前に進んで行かないといけないんだよね。
    と、強く感じるよ!

    僕も、もっと悩んで、自分の人生を見つけられるように、日々努力するね!

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  2. I'm also struggling with my job hunting. I often worry about my job and have trouble in making up my mind what to do in the future. Your comments are strong-minded, which help me to go ahead. I'll follow your strong will and your attitude towards your life.
    I'm looking forward to seeing you in 2011 and talking about my decision.
    Take care !!

    Yuu

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