10.1.11

05/09/04 Birthday

日曜日。

昨日は土曜日。朝からバスケ。腰はまだ用心が必要だが快方に向かっている。

午後は、帰国後のために近所の子どもにインタビューをしてみた。将来学校の教員を志している。未来の自分の生徒にこの国ことを話す機会を作ると思う。子どもらが興味を持つことが大切。遠くにいる人たちも自分らと同じように色々感じながら、色々考えながら生きている。もちろん違うこともあるのだけれど。きっと、自分と同じ年ごろの子どもの考えていることに興味を持つと思って、普段見かける子どもを対象にしてみた。

初めは・・たまたま大きな木の下で、日陰で出店したり、たむろっている人たちの中でぼんやり座っていた。普段自分はそこに立ち止まらないから、みんな少し緊張していた。そんなとき、寄ってきた一人の子ども。5歳。少し小さ過ぎるが、練習だと思って色々話してみることに。どんな遊びするの?誰と?おっきくなったら何になりたい?

 

そんな調子で、八年生のいつも出店を家の前でやっている子、

好きな科目は理科と経済。嫌いな科目は英語。今はやりのビー玉遊び・・をこの子もやっていると思いきや、それはガキのすることだと一蹴した。自分の生徒に聞かせてやりたいものだ。もっと色々なことを知りたい。だから科学者になりたい、彼女はそう言った。とてもシンプル。

いつも何もせずふらふらしてる19歳の男の子(小学校卒)の話を聞いてみた。

家の草刈りをしたり、木の実を割ったりして過ごしたり、サッカーをしてみたり、なんとも一日がゆっくり過ぎているようにかんじられた。

 

誕生日は何もしなかったが、翌日に同居人、二人のボランティアが僕のために晩御飯を作ってくれた。なんだか、照れくさかった。でも自分は年をとった。二人の人生の先輩から様々な話を聞いた。24歳・・若いのか?24年間、自分は何をやってきただろうか。これから何をやっていこうか。

ネットにずっと繋がっていない。手紙もほとんど来なくなった。たとえ誰も今日、自分のことを思い出さなかったとしても、それでも自分の生は続いている。その意味を考えると、やはり今ここで何ができるか、それを考えたい。そんな中、見えない遠くの国の人たちのためにできることを考えたい。私はそこに大切な人々が生きているのを知っているから。自分にとって大切な人が、自分を思い出してくれた日、それが本当に大切な日のように思う。この世界に自分は何が残せるだろう。何を見て、触れて、変えられるだろうか。

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