10.1.11

28/09/10 CLUB

火曜日。1週間の休みが終わり、学校の第四学期が始まった。月曜日は保護者会があり、今日から正式に授業が始まった。しかし、来た生徒は三分の一以下。皆、故郷の村に帰ったはいいが、当日にちょうど街に戻ってこれない。交通手段の問題として、当たり前のように遅れてくる。この島、道はほとんど無いので、ボートで皆やってくる。ボートを運営しているひとは、気まぐれで村と街を往復しているから・・アレンジすることは実に難しい。

 

9月は色々楽しいことがあったが、そのひとつはクラブ・・ディスコである。週末の夜、そこに人々は集い、飲み、そして踊る。SHOW MANUSの最終日の夜、私と他日本人ボランティア2名、オランダ人ボランティアJと隣の高校の先生Mr.Kとははるばる海軍の基地まで車で40分かけていった。そこで、大きな資金集めを目的としたパーティーが開かれたからだ。PNGに来て初めて行ったクラブは首都だった。危険といわれながらで、お酒もほとんど飲めない自分にとっては全く楽しめなかった。踊るってなんだ?そんな感覚だった。一夜限りの女の子をひっかけに行くボランティアもいたようだが、自分は何か汚いものを見る感覚だった。マヌスでは、先輩のボランティアに連れられて行ったときも、いまいち乗りきれず、もやもやして帰った記憶がある。

しかし、例のデング以来か、何がきっかけか分からないが、今無性に踊るのが楽しい。フロアに一人になろうがお構いなしで乗りまくる。踊っていたら誰かが乗ってくる。自分の野性が放たれる感じ。昔、訓練期間中にサルサを少し教わったが、それとは違って自由なのがいい。ほんとはサルサも自由なのだろうが、自分は結構不自然に動くのが辛かった。今はただリズムに合わせて体を振るだけ。他ボランティアいわく、私は本当に気持ちよさそうに踊っている・・らしい。マヌスのクラブは、若者だけでなく、おじさん、おばさんが沢山いて、とてもアットホームな感じがする。ときどき喧嘩もあるが、首都みたいなピリピリした空気がなくてよい。娯楽のないこの田舎の唯一の遊び場かも。音楽が同じものかけっぱなしとか、ぶつっと切れたりと色々苦情はあるが、比較的安全なのが嬉しい。

海軍基地では10時ごろから結局朝の5時まで踊り続けた。アルコールなしで!飲んだのは清涼飲料水のみ。Mr.kのお酒は私持ち、彼はお金ないけどいつも、私がどこか行きたいとわがまま言うと必死にアレンジしてくれるし、悩みも聞いてくれるから、全然悪い気がしない。

日本に帰ったら多分、クラブに行くでしょう。同居人Aさん曰く、日本のクラブはもっとすごいということですから。

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