10.1.11

15/10/10 Fight

金曜日。第四学期の3週目が終わった。Gr.10の生徒が進学試験を終えた。彼らが学校から居なくなってしまうのはさびしい。

先週末はまたクラブに行ってきた。金曜と土曜の連夜で。

金曜はそれはそれは大変だった。クラブに着くとすぐに一人の可愛らしい女の子がそばに寄ってきた。一緒に踊ろうと。普段そういうことはないので少し嬉しくなって踊ったり、しゃべったりしていた。ビールをときどきお願いするので、あげていたら、お金がなくなってしまった。自分はお金を持っているのは事実で、断れなかった。お金なくなっちゃった。と、話すと彼女はそれきり私と踊ることなく、他の男性のもとへ行ってしまった。残念!さみしいなーと思いながら、一緒に来た仲間たち、ボランティアAさんの同僚の元へ戻った。その話をしたら、女性陣が憤慨した!私が驚くくらいに。「日本人の金を使うなんて!」と。まあ、そんなに怒らなくても・・と私がなだめていたらそのうちの一人が、例の可愛らしい子の後ろ髪を掴み引っ張った。待て待てと、私が仲裁に入る。変な気もするが。

帰り際、仲間たちが声を掛けてくれた。Aさんは楽しそうに踊っていた。それを見た見知らぬおじ様が「こんなに楽しそうに踊っているのを止めるのか!俺がこいつを送ってやるから、てめら帰っちまえ!」と、仲間たちに言い始める。当のAさんは、なぜ言い争っているか露知らず、踊り続けていた。そして、一緒に来た仲間の一人は若干酔っていることもあり、喧嘩が勃発。クラブ内が騒然とする。この喧嘩は、Aさんを外に出しさえすれば終わると判断し、Aさんに「帰りますよ、出ましょう」と促すと、喧嘩の舞台は外に移っただけだった。おじ様に「ありがとう、でも僕らはもう友達と帰るから大丈夫」、そう言ってももう通じない。なぜ喧嘩が始まったかももうどうでもいいかのようだ。なすすべなしと思っていたら、後ろでも喧嘩が始まった。また仲間が、例の可愛らしい子に殴りかかっているではないか、しかも二人がかりで。

帰宅は午前三時。日本人にはけが人なし。

 

土曜日はMr.Kと二人で。彼とは最近よくつるんでいる。彼の家に行ったり、ご飯を家で御馳走したり。しかし、彼にはいつもクラブへの車を手配してもらっている。一応夜は危ないといわれているからだ。彼はなんと彼女のいない僕のために、素敵な女性を紹介してくれると言っていたのだが、本当に電話番号を教えてくれた。しかし、彼女はケビエンというマヌス州の外で働いているということだった。いきなり付き合うとかそういうことはできないから、ペンフレンドとか、とにかくお友達から始められたらと思う、そう話した。彼女も僕が真剣かどうか気にしているということだった。

そして今週1週間、電話で話をしている。こっちの人は三角関係とか何かあると、結構ケンカで解決するらしい。実際に市場でケンカを目撃することがあるが多くは男女問題らしい。誠実に、きちんと自分の気持ちや状況を伝えて、相手にも分かってもらう。嫌なことは嫌という。Mr.K曰く、私のような外国人はお金を持っているからビールをねだろうとして、みんな親しく寄ってくると。誰を信じればいいのか・・と悲しくなるが、無理することなく、「自分で買いなよ」とか普通に接していればいいんだと思った。皆、もらえたらラッキーくらいの感覚であって、もらえなかったからといって怒ったりしない。それで終わる関係もあれば、続く関係もある。モノをねだられることは多い。別に自分が彼らの指導者や親でもないので、もっと素直になればいいんだと、気楽に思えるようになりたい。

土曜日もけがなし。

0 件のコメント:

コメントを投稿