自分の心にPNGやその人々を見下していることに気が付いた。とかく何か改善点を探そうとするときに。日本ではこうなのに・・そう感じるたびに心の中で彼らに変化を求めている自分がいた。
PNGの人々・・彼らは自分の道、自分の国が進む道を自分で決定することのできない子どもなのだろうか。それとも魂があって、判断力のある自立した個人であり、国なのだろうか。
「この国は、この学校はこうなればいいのに・・」
そのような発想は溢れ出てくる。しかし、その前にきちんと考えなければならないことがある。
何にとっていいのかと。
そもそも変わらなくてはならないのだろうかと。
日本のような国にすることが、私がここにいる目的ではないはずだ。彼ららしく、豊かに生きることを願おう。それは何もしないことではない。それを積極的に支えよう。しかし、誰かが苦しんでいるとき、それを放っておくことはできない。
しかも彼らは自信が無い。そこにつけ込んでいる自分が居る。自分で注意しないと誰も必死に働く私を止めないだろう。まだ具体的な活動方針の変化はない。
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