3.8.09

週末

土日は休日である。朝5時頃の鐘の音に目を覚ました。

PNGの多くの人がキリスト教徒であるので

教会にに人が集まっている。

だが、宗派はいくつか存在する。

ミサとなれば日曜日というイメージを持っていたが

土曜日にミサを行うところもある。

教会に集まって祈ったり、歌ったりしている。

ギターを伴奏にして、多声の合唱している。

 

ここの国には sinsin (シンシン) という歌って踊る文化が存在する。

tok ples (トク プレス 各々のワントクのこと)のシンシンがあり、

みんな様々な地域のものを知っている。もちろん、自分のトクプレス

でない歌詞は理解できない。

しかし、この国の人は大体歌が上手なように感じる。

 

村に滞在しているボランティアは、買い物できる場所が無いために

街へ来た。しかし、来るにもバスの運転手が日曜日は休んでいるので

使えない。

 

今日は地区対抗のサッカーの大会に決勝戦があった。

このような企画の存在に驚いた。

同僚の夫が指導しているチームが勝ち残っていたため、見学しに行った。

私は自分の住む地区のチームでもあるので、一緒にプレイ出来ればと

少し張り切っていた。

女性の部、学生の部、一般の部があった。きちんと審判もいる。

女性の部では素足の人、スパイクを履いている人、様々だった。

しかし、それ以外では全員がスパイクを履き、すね当ても付けていた。

当たりの強さに驚いた。自分は無傷で帰って来れるだろうか・・。

結局参加を諦めた。

彼らはこの大会に向けて練習してきたのだから邪魔したくなかったから。

そして、スニーカーの自分は五体満足で帰ってこれないだろうから。

 

結局応援したチームは優勝した。

お祝いの席にお呼ばれした。監督は見学しただけの日本のボランティアに深く感謝した。

自分は軽い気持ちでついて行ったが、完全に立派な来賓扱いだった。

聞くと、ここ Manus でかつてサッカーを教えていた日本のボランティア

が居たということだった。そして、同僚の夫は彼を知っていた。かつて共に

働いたらしい。だから、彼は日本人が大好きだと言った。私ははかつてのボランティアの

偉大さを感じた。

まだ私には多くの人の顔が区別できない・・この国の人々の個性に触れる

ことが目標である、もしも存在するならば。個性の発達する環境がここには

ないのではないか?という話を1年以上ここに居るボランティアから聞いた。果たしてどうだろう。

 

ともあれ、私は日焼けし、すごい速度で皮膚を変えている。時間が許せばこのクラブチームに

所属したいということを監督に伝えた。このチームは練習が厳しく、酒たばこを憎む

ということで私と適合しそうだ。2年後の自分の体がどう変化しているか見ものである。

日本のボランティアの仕事に私が乗っかる形になる。この流れに感謝している。

私も何かを残したいと強く感じた。

明日から頑張るぞ!

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