18.8.09

16/08/09 ネットワーク

今日はウェブに接続した。ダイヤルアップで我が家でウェブに繋がる。遅いしよく切れる。写真をダウンロードするのは絶望的な時間を要する。それでもありがたい。

日本にいる友人知人が連絡をくれる。日本での暮らしだって決して楽ではない。なんせ時間が無い。それでも私のことを気にかけてくれる人がいる。ありがたい。日本のニュース、同窓会、就職内定の知らせ・・何でも嬉しいものだ。だから、彼らに何か喜んでもらえるものが書けたらと思うが、なかなかそういう方向に進めている自覚が無い。

また、世界中から連絡をもらう。私たち日本のボランティアは世界各地にいる。共に訓練を受けた仲間だ。彼らもそれぞれの思いを胸に活動している。そんな皆さんからもメールを受け取った。彼らのブログを拝見した。何かを感じない、考えない訳にはいかないんだと思う。地域・国によって違うことは多いだろう。きっと、中米と大洋州は風景がまるで違う。それでも、活動する私たちに何か「共通項」がある、そう思うのだ。

2ヵ月ほどの訓練を日本で受けた。自分の立場の理解や言語習得の助けになった。私が訓練所で得た最も大きな財産は、仲間だ。自分一人で世界のなかで活動しているのではないというこの感覚だ。ときには辛いこともあるだろう。現地人の仲間ができ、彼らに慰められればこれに越したことはない。私はわりと早く色々手を広げている部類かもしれない。2年かけて「かけがえのない仲間」をこの地で作るのが目標だ。それでも言葉の壁、意識の壁、色々なところで壁が見える。心から打ち解けるのは簡単ではない。きっと時間がかかる。

「日本人ひとり」、自分が日本人であることを忘れ、現地人と同化して生きる。それが国際ボランティアの醍醐味という人もいるのかもしれない。だが私はそうは思わない。日本を背負い、使命や情熱を背負って、現地人の中に入り何かしたい。自費で、個人で来て勝手にやって好きなときに帰るボランティアもあっていい。しかし国費で訓練を受け、任国まで手配され、日の丸背負って働くボランティアはそれとは違う。皆がこのような意識でないことも既に知っている。だからまだ確信はないが、そこに「共通項」をみつけられるような気がしている。

そんなことを考えた。連絡を下さった全ての方々に感謝している。

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