10.11.09

15/10/09 初欠勤

木曜日。今週、ついにボイルが牙を剥いた。日曜日の夜から痛み出した。腫れている。何かバイ菌が入ったのかなーと少し不安になりながら就寝。月曜の朝、痛みは無くなった。腫れて動かしにくいが気にせず登校。授業、ずっと立っていると辛い。痛い。どうしよう・・迷った末に首都の事務所に電話。病院へ行くことに。たかがニキビ。でも痛い、もう午後には杖なしでは立てなかった。杖をついて200m位の道のりを行く。その間に何回も「大丈夫か?何があったんだ?」と聞かれては答えて歩いた。

病院の待ち合い室にはぼちぼち人が居た。子どもが泣いている。生徒も来ていた。仲良く列を作って座って待つ。前の人が小さな部屋へ行って、しばらくしたら出てくる。そのあと待合室の横で処置される。列に並んでいる間、頭痛がするので持参した体温計で熱を測ってみた。あら、ちょっと熱が。参ったな・・。怖いな・・。と思いながら持っていたメモをちぎって折り鶴を作った。泣いている子どもにあげたら喜んでくれた。処置している看護師らしき女性が私の顔を見て大丈夫?と尋ねた。大丈夫ならここにはいないよ・・・なんて思いながら大丈夫と答えた。隣のおじいさんは「彼女は君を尊敬しているんだ」と言った。ホワイトマンだから・・この国では白人、そして偉い人。そう言う訳で、次はミスターの番だよってみんなに勧められる。「僕は待たなくちゃいけない、だって僕は後から来たんだから。僕は君のマスターでなくフレンドだ。」もうこのフレーズは何回か使ってきた。体も弱り、少しの葛藤が心にあったが、言えた自分を褒めたかった。結局1時間待って個室に辿りついた。初診なので手帳を買わされた。それに症状や薬など書いてくれた。体重も測った。おおっと首都滞在時から3kg減。痩せたか・・・。ともあれ、事務所の予想通りの薬、抗生剤を処方された。

そして次の日も授業をした。痛い。休みなよと同僚は言う。人は死んで仕事が残ると。前に先輩隊員の帰国後、1週間放置されたクラスを受け持っている。簡単に授業をなくす教師達に反感を持っていた。どうせ誰もカバーしてくれないんだろうなーなんて思いながら、次の日水曜は板書計画とクラスの状況を書いて、同僚の机に置き早退。同僚は何人かいるが、知識はないが情熱のある同僚に託した。

今日学校へ行くと、みんな心配してくれた。足は大丈夫か?大分良い。普通に授業が出来た。同僚は意図したものではなかったが、補講をしてくれていた。彼なりに工夫したもので、とても嬉しかった。

少しずつ良くなっている。同僚との関係もボイルも、自分の行動次第でいい方向に持っていけるような気がしている。

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