23.11.09

22/11/09 PNGタイム

日曜日。昨日は生徒の親戚の誕生日会に誘われた。1か月以上も前に招待状をもらっていた。祝われたのは男性の警察官で50歳の記念だった。

2時ということなのでその時間に会場であるホテルに行くと、4人しか居ない。やはりPNGタイムが適応されたか・・。誘ってくれた生徒も見当たらない。待つことにした。4人は一家族だった。招待されたらしい。雨も降っているからね、と濁した。その家族の長、父親はなんと私の同居人Sさんの同僚らしい。州政府の方だ。色々話を聞いた。一番興味深かったのは時間に関する話だ。自分は日本時間を捨ててPNGタイムに慣れなくちゃね、と言うと彼はNoと言う。PNGのやり方を学んだ方がいいのでは?というとそんなことはないという。日本でやったようにやり、我々に見せつけてくれという。そうすれば変わると・・。

PNGの人々はPNGタイムをいいと思っていない。悪しき習慣として捉え捨てようとしているのだ。勿論一部の人だろう。でもPNGタイムを絶賛する人を見たことがない。サッカーの試合、おばさんとの約束、飛行機。待たされると周りの人は苦笑いして、申し訳なさそうにPNGタイムという言葉を発する。

私が背中で語ったところで何も変わらないと思う。4人のボランティアが私の前に学校に居た。大事なのは制度では?遅刻・欠勤が数えられないようではだめだ。

結局誕生日会は3時間遅れて5時に始まった。主催者、祝われるべき人が一致しているためひたすら忙しそうだった。こちらでは祝われる人がお金を出すし、準備する。送別会もそうらしい。夜まで続きそうだったがお酒が出回りだしたところで帰ることに。帰り際に、買ったベルトと故郷から届いた味付海苔、故郷のお寺、瑠璃光寺の写真をプレゼントとして渡して帰った。ホテルの外も酔っ払いがうろうろしているのが見え、絡まれるのが恐かったからだ。日本で感じたことのない恐怖である。

今日も外で酔っ払いが叫んでいる。自分はせっせと200人の宿題の採点をしている。市長戦は今週は参加しなかった。雨でかなり日程が狂い、平日も試合をしている。無理せず参加するようにしている。毎週のようにある停電にも困っている。この採点さえ終われば一息つける。しかし、自分の本当に為すべきことについてもっと真剣に考えなくては、ただ忙しく過ごして2年間終わってしまう。

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